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またまたトテツモナク音楽が聴きたくなってきました。
ということで、いつもお世話になっている蔦屋渋谷店から。
Led Zeppelin/Led Zeppelin Remaster
The Libertines/Up The Bracket
☆Mando Diao/Break'em In
☆Fountains Of Wayne/Welcome Interstate Managers
Massive Attack/Mezzanine
No Doubt/Singles1992-2003
☆Rage Against The Machine/Live At The Grand Olympic Auditorium
☆Red Hot Chili Peppers/Mother's Milk(母乳)
Mansun/Little Kix
☆Funkadelic/One Groove Under The Nation
New Order/Best of New Order
I Love Jazz/コンピレーション
Black Rebel Motorcycle Club/B.R.M.C
Asian Dub Foundation/Community Music
The Beasty Boys/Ill Communication
HALCALI/音楽のススメ
HALCALI/ハルカリベーコン
RIP SLYME/MASTERPIECE
☆RIP SLYME/TOKYO CLASSIC
RIP SLYME/TIME TO GO
RIP SLYME/FIVE
ハナレグミ/音タイム
ハックルベリーフィン/リバーダンス
SHAKA LABBITS/Burning Cylinder
東京事変/教育
たぶん今までアルバム名/アーティストでやってたろうけど勘弁!
「これイイ!!」っていうのには☆つけてみました。「イイ」=☆っていうと語弊があるかな?要するに、俗に言う‘捨て曲無し’状態に近いのには☆です。でもこう見ると、相変わらず統一性無いですね。
とりあえず、60年代からパンク、そして最近のトラッドへの回帰を含めたUKロック好きならMandoやBRMC、Libertinesは気に入ると思います。
といわれたので聴いてみたら気に入りました。特にMANDOはかなりツボです。やっぱりストロークすとかに似ている部分は多々あるけど(声とか、加工の仕方とか)、むしろストロークスよりもこっちの方が僕は好きです。かすかな部分でmandoの方が声の枯れ方とか、音の弾み方(こんなんでしか表現できない自分がいやだ・・・)がパンクに近い感じがして、そこが自分の琴線に触れるんだと思いますネ。
全然だめだったのがSHAKA LABBITS(+ハックルはなんか声と歌い方がだめでした)。もう最悪ですね。比べちゃいけないんだろうけどレイジのライブ聞いた後じゃ聴ける気がしなくて、i tunesから削除しました。特典のライブDVDも結局見てません。ギターの人がDVDセット3枚組みの大盤振る舞いについて、ジャパカンで「チームシャカラビッツは銭金で音楽やってません!」とか言ってたけど、このクオリティで金取ったら詐欺だよ。
僕が高校生のころがメロコアが爆発的に流行った世代で、ハイスタ・ハスキン・ブラフマン・スネイル(おまけでケムリとかイースタンユース)、海外だったらNOFX・MxPx・SavesForTheName・ZebraHead・Sum41などなど、有象無象のメロコアスカコアバンドをヒットチャートにも目をくれず(それでもハイスタは商業的に成功したけど)聴いてて、カラオケにも入ってないのに必死でへたくそなジャパニーズ英語の歌詞を聞き取ろうとヘッドフォンにかじりついて、空想のなかでのロックフェスでのモッシュ&ダイブを夢見ていたものでした。それが受験勉強という抑圧された時間を生きるカテとなっていたともいえる気がします。
今これらの音楽を聴いてみると、正直音楽としての魅力を感じたり、無意識に体が動いたりはしないのが事実。それは僕の耳が(以前に比べれば)肥えたからなのか、それともそういった音楽に対して食傷気味であるのか、それはわからない。
ただ、このスカコアメロコアという一過性のムーブメントが、僕の一度しかない高校時代とともにあったのは紛れも無い事実であり、だからこそ今になってメロコアスカコアを聴くときには、当時の衝動だったり記憶だったりを少しでも思い起こさせてくれることを願う、一種の「期待」を抱いていることは間違いないのです。
そして時々ノスタルジックな発作にほだされて手に取るメロコアスカコアバンドのCDを聴いて得るものは、いつも「失望」の二文字。すべてがハイスタの焼き直し。とってつけたようなMC。音と声の不調和。作り出された盛り上がり。それを受け入れてしまう観客。
これからも衝動的にこのジャンルのバンドの音楽を聴くときはあるんだろうけど、それはやっぱり発作にすぎなくて、次第にその発作もなくなっていくんだろうな。
もはやメロコアスカコアという音楽が自分の中から消えてしまうことに何の未練も無い。でもそれは一方で、あの高校時代を色づけていた音楽の消失を意味していて、つまりそれはあの高校時代へとつながる糸をひとつ失うことになるのだと気づく。
それがたまらなく怖い。
なんかロキノンみたいに真面目に語っちゃいましたけど、まあ要するに青春パンクもっと頑張れよ!ってことです。そもそも青春パンクとかって括り自体がめちゃくちゃダサいしね。ここに怒りをぶつけろよ。パンクは怒りですよ。体制への!反逆のしるしなのです。体制へのアンチテーゼとしてのパンクはトガッてなければならなのです。たとえそれがドラッグだったり、チ○コ丸出しだったり、自殺だったりしようが、かっこよければ何でも許されるし、それこそがパンクなのです。メディアに飼いならされたパンクなどパンクじゃないです。「君の」「君と」「君が」なんてフレーズはスピッツやポラリスに任せておけばいいよ。青春パンク諸君がやるべきことは、政治やメディアや学校や大人や家族、友達、自分、どこでもいいからむかつくもんを見つけて、
「FUCK OFF!くそったれ」