マラソンとスポンサー

今日マラソン見てたんですよ。別府大分男子マラソン?かな。
で入船選手がトップでゴールテープを切ったんですけど、その後地元の高校生かなにかわかりませんがスタッフがバームを持ってきたわけです。で、入船選手はいらないというそぶりを見せました。
でもしばらくすると何人かやってきて、そこで彼はバームを手にとって飲み始めました。

スポーツ団体っていうのは基本的に独自に採算可能事業を持っていることが少ないです。それはマイナースポーツに限らず、陸上のような一般的に知名度のある競技でもです。世界陸連はTDKESPNトヨタなどのスポンサー企業から多額の支援金を受けて、競技会や連盟の運営に当てています。それ以外にも連盟加入団体や個人からの連盟加入費・参加費や自治体や政府のスポーツ振興基金から割り当てられる補助金も財源となっています。あとは放映権や選手の肖像権等のライツですが、まあ後者は陸上競技ではしれたものだと思います。
今回のバームの件も、スポンサーとして金をした企業がその対価としてのプロモーションとして、選手に自社の製品を飲んでもらうということは契約上確約されていたことだったのでしょう。
しかし、選手にとっては完走直後で疲れているところへ、無理やり押し付けられたなんて思うかもしれません。難しいですね。

まあ考えすぎかもしれませぬが。