スーパーサイズミー

スーパーサイズミー/監督:モーガン・スパーロック

「ファーストフードを30日間食べ続けると、人間の体はどうなってしまうのか。気鋭の監督モーガン・スパーロックが自らを実験台にして挑む」

最終日でした。この映画ってアメリカでおこった有名な訴訟をきっかけとして作られたようでして、それというのが「毎日マックのハンバーガを食べたせいで太ったという2人の少女がマクドナルド社を相手取って訴えを起こした」、というまあトンデモな訴えなんですが、当然この訴えは棄却(?)されるんですが、もしマクドナルドが健康に悪い食品を販売しているという根拠を示すことが出来たらならば、再度審理する価値がある。という文章を裁判所がだしたらしく、ということでこの映画を作ろうとなったそうです。
ネタバレは眠気が醒めてから!

とりあえず元肥満として言って起きたい、「やせるまでにしたい10の事」
1.めんどくさがらない
一番はこれです。基本的に太ってる人ってめんどくさがりやな傾向があります。自分の望むことに関しては進んでやるけど、それ以外のことは極力やらない、動かない。自分が変わるためには、少しづつでも動かなきゃだめなんです。
2.人を使わない
まあ1と関連するんですが。人を使える環境にいてはいけないということです。親や友人に頼ってるうちは、またそれらの人が甘えさせてくれてるうちは、自分から動く気にならないんです。できれば一人ぐらし、できなければ鉄の意志で人に頼ることをやめねばなりません。
3.食べたらすぐに歯を磨く
これは太ってる人のめんどくさがり性質を逆手にとった作戦です。食べたらすぐに歯を磨きましょう。歯を磨くのはしっかり15分くらいかけて、歯間ブラシとかまでつかって丁寧に。そうするともう一回磨くのがめんどくさくなります。すると食べなくなります。つまり間食がなくなります。歯もきれいになります。ビバ!
4.水は飲む。ジュースは飲まない。
飲料水で1,200ミリリットル、食物で800ミリリットル、代謝物で300ミリリットル。これは成人男子が生きていく上で、一日に必要とされる水分です。
また何もしなくても同じくらいの水分が体から発散されます。つまり毎日水分を飲むことは重要です。
が!水分と一緒に糖分を取りすぎてしまうような飲み物は控えるべきです。糖はいつでも消費されうるエネルギーとして便利なものですが、やがて使われないまま放っておくと脂肪となってしまい、肥満の原因となるのです。糖を過分に含んでいる炭酸飲料なんかはもってのほか。水で水分補給とコーラで水分補給は全く意味が異なります。
5.三食たべる
太ってる人が急に一日一回食に挑戦するとか言っても無理に決まってます。そんなのができるくらいなら太ってません。ここはしっかり3食たべて、それぞれの食事ごとに食べる量を少なくしていきましょう。少なくするといっても太っている人基準の少なくしかたでいいんです。いつもはデザートにアイスを食べてたから今日はやめよう、とか。いつもは大盛りにしてたから今日は中盛りくらいで・・・。ってな感じで。
経験から言うと、一度食べる量を減らしていくと、満腹になるレベルがその都度下がっていくことは間違いないと思います。
6.筋肉をつける
体内にある脂肪や取り込まれた糖は、筋肉量に応じて消費される度合いが変わります。当然筋肉があるほうが、結果的に使用される量も増えるのです。ダイエットの過程で筋トレをするのも大事だと思いますが、僕が考えるに筋トレはダイエットの前提だと思います。ダンベルみたいな簡単な器具をつかったものでも、腕立て腹筋のような器具なしでできるものでもなんでもいいので、とにかく継続的に週2〜3回ぺースで続けます。この2〜3回とは一日おきで筋トレをするのが、筋肉の超回復を待つのに最適とされるケースであるからです。
7.運動する
上の筋トレでもみれたように糖や脂肪を使用するために運動をすることが必要です。エクサァサイズです。運動しないでやせるのが世のトレンドでしょうけど、運動した方が早くやせれるし、安全だし、お金もかかりません。
運動にも有酸素運動無酸素運動があって、肥満の原因である脂肪を燃やすためには有酸素運動が必要です。ジョグ、ウォーキング、自転車、水泳(?)とか。
つけたしですが、血中の脂肪や糖の使用から体についている脂肪の使用に切り替わるまでに20分間の運動が必要である、とされています。この20分というのは、決して継続したものである必要はないそうです。断続的ではあってもあるまとまった時間のなかで20分という境を越えれば、糖から脂肪の使用へ切り替わるということが証明されてます。
8.目的をもつ
以上のこと実行するためには強い意志、そして目的意識が必要です。僕の場合運動部に入りたい、というのが一つの目的でした。それはもうなんでもいいと思います。モデルみたいになりたい、とか、もてたい、とか。アンガールズの3人目になりたい、とか。
9.体重計に毎日乗る
毎日乗って自分の体重を量る。期待通りの結果にならなくても落ち込まない。効果はすぐに見えないだけで、絶対に意味があります。
10.チャートをつくる
9と関連するんですけど、毎日やったメニューとできなかったメニュー、それに体重の一日ごとの動きをチャートにしてつくるべきです。これは絶対にやるべき。右肩下がりのグラフができるのは、視覚的に自分のやってることに対する意味を再確認できるし、満足感も生まれます。メニューに関しては、あれこれ考えず、基本的なジョグ+筋トレの王道(腹筋腕立て背筋スクワット)の五つを組み合わせていけばいいです。で、忙しくてできなかった日は、次の日からのメニューに分散させてまわしていくって感じで。

なんか行き当たりばったりでこんなに書いてしまった。
3年前のあの熱い気持ちがよみがえってきたヨーーーー!
でも、ああ、だめだ、すごく眠い、やっぱねるおやすみみるく。