女々しい夢

よくあるやつを見ました。
朝起きると携帯電話がなってるわけです。画面を見ると着信アリ
そこでチェックすると、期待してた人からのメールが。
うほほーい、やたー、もったいないからもう一眠りしてから見よう!


と思ったところで目が醒めます。
現実に携帯をチェックしてみると、メールが来ているには来ているのですが全く違う人からです。
軽く失望して寝込もうとすると、その時携帯ブルルが!
チェックすると期待していた人からのブツもといメールが!!
やたー、信じるものは救われる。。
そこでメールをチェック!


そこでまた目が醒めます。
そして携帯をチェックすると、やっぱり全く違う人からのメールが。
もうこの頃になってくると夢無限ループ症候群に突入していると認識できているので、これも夢だろうなー、みたいな冷静な感覚が頭の片隅で働いてます。
またメールが来て、またまた目が醒めるのを待っていると・・・


夢じゃありませんでした。
わかります??要するに、上から二つ目までは夢で、それ以降は現実です。
同じような夢が何回も続いたから、現実にもかかわらず夢のような感覚が少ししていた。といえばいいんでしょーか。
なんかちょっと気持ち悪い感じですよね。
でも朝起きてしたいことが頭の中にあるとき、それをひたすらループするような夢って結構見るんですよね。どうなんだろ、ほかの人は。
人によって夢の形だったり、夢に現れるモノ・テーマみたいなものって違いますよね。
僕の夢は、いっつも色がついていて、五分五分くらいの確率で、「あーこれ夢でしょ」っていう風に(まあここまではっきり認識してないにしろ)、それが夢であることが少し分かっているんでよね。
あと、自分が死ぬ夢って「自分を変えたい人が見る夢」だそうなんですけど、太ってた頃は結構見てた気がします。あと最近は見ないけど高いところから落ちる夢もよく見てましたね。

それと夢と見てるんだか見ていないんだか分からない状態っていうのもあります。
なんていうんだろ、物思いに耽ることってあるじゃないですか。(ここでみんなに、無いよ、とか言われると僕がよく忘れ物や遅刻をする理由が21年目にして明らかになります。)
その物思いに耽るっていう感覚をもっと眠りに近づけて、深くした感じ?と言うんでしょうか。寝てるとはいい難いんだけど、起きてるともいい難い。そういう状況の中で頭の中でいろいろ巡ってるものって、よく考えると夢の原型とでも呼べるようなものなんじゃないのではないかと。覚醒と休眠の狭間にある思念っていうんですか。すごいこの感覚は気持ちよくて好きなんですが。

でも「夢を見る」って言葉も少し不思議ですよね。
夢って眼を閉じて、眠っている状態でおこる、脳の反応(?)なわけで。
見るっていう言葉は「視覚器」という感覚器を通して自分の周囲の物事を知覚して、それを表象として脳の中で解釈するわけです。で、そこにあるパラダイム的なものが同じ事物をそれぞれ違ったものに見せている、ということらしいです。
まあ聞きかじった程度の話だし、正しく説明できてないかもしれないですけど。
でも要するに夢っていうのは、外部の事象を視覚をとおして認識する反応ではなく、自分の内部にある記憶の残滓とも呼べるものを、分解してつなぎ合わせて、直接脳のなかで再生する反応ですよね。そこに「見る」って言葉を用いるのはを厳密には間違ってる気がしないわけでもないわけです。
しない・・・わけでも・・・ない・・・わけです。
あ、うん、あってる。