http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/niigatajishin/etc/20041027_1.html(MSN-Mainichi Interactive)

今日の作業はずっとこれ見ながらやってました。
当初は3人生存、奇跡、感動みたいな報道だったけど、結局お母さんは亡くなってしまい娘さんも残念なことになりそう。
父親はずっと現場であの救出作業を見守っていたらしいけど、あの報道のテンションは今から考えるとかなり残酷だったんでは。
家族の皆さんはお母さんや娘さんも助かった男の子と同じくらい無事に帰ってきてくれることを願っているはずなのに、あの奇跡と感動の救出劇という報道が、
失われていく二つの命を悔やむ気持ち・悲しむ気持ちをいびつな形で歪ませることになるんじゃないでしょうか。
「長男は助かったんだから」のような発言が表にでることはまずないだろうけど、でも世の中の人全ての気持ちの中にそのような気持ちがどんなに小さな割合であろうと存在していることは間違いないと思います。
奇跡の救出劇はあくまで地震による悲劇というストーリーの一幕に過ぎず、結果としてこのストーリーが悲劇であることに変わりは無いということは忘れちゃいけないことだと思います。