監督:ルイス・マンドーキ

おすぎとピーコが絶賛してたの見て、ずっと気になってた作品だったから借りてしまった。
いろいろ書くのもめんどくさいくらい、なんにも残らない映画だった。
暇つぶし程度にはいいかも。以下ネタばれ(でもないかも?)

問題なのは犯人独自の誘拐のやり方に無理があるとこと。言い換えるなら誘拐を扱った映画としての設定そのものに無理がある。
犯人が金を要求する相手に顔を見せてしまっている時点でリスクがはねあがるだろ。終わった後のことは何も考えてないんじゃ。
あと喘息の問題ってわりと早く解決しちゃうのね・・・。

それに首謀者達のパーソナリティを描ききれてないと思う。
冷静で神経質だけど、過去に傷を負っている男と、その妻、親戚っていう設定なんだろうけど、どうも消化不良。
ラストもカーチェイス(?)して爆発させて鉄砲撃って終わっちゃって、なんの救済も含蓄もない。
まあ1時間40分っていう長さじゃちょっと無理があったってことか
な?

まあ映画の出来は別として、やっぱりシャーリーズ・セロンはきれい!今一番すきな海外の女優さん。サイダーハウスルールの田舎娘っぽい役柄でも今回の子を想う母みたいな役柄でもはまってしまうのは素晴らしいね。
是非アカデミー賞をとったモンスターもみたいな。
あとダコタちゃん、本人がそうなのか、すごい落ち着いてて、賢そうなところが今回はマイナスだったかもね。