lonely-megane2005-05-16

プレゼン演習は結果だけを見れば最悪。予選突破もできなかった。
でも学んだ事は山ほどあった。
まず俺があまりにも論理性を重視しすぎた。
そのせいでデータが出ない限り先に進めないっていう状況を作り出しちゃった。
もちろんそれも大切なことなんだろうけど、せっかくの班のみんなのクリエーティビティーに終始ブレーキをかけちゃってた。よくいわれるアイデアをつぶすマーケになんと配属前からなってた!!これにはさすがにショック。
それに加え、メディアプランやターゲットセグメントまで、完璧を狙いすぎた。これは時間から考えて明らかに今の知識じゃ無理。最後になるまでそれに気づかず、ずっとなんとかしようとしてた。
うちの班の惨敗が大きく俺に起因するのは間違いないのです。これはしきりに反省。みんなごめん。見てないけど。

あとは班の問題もいくつかあった。
デザインとかビジュアル表現が得意な奴がひとりもいないこと。
パワポをうまく使える奴がひとりもいないこと。
そしてでかいのが、班の仲が良すぎて、みんなで一致できたら先にすすむ、みたいな流れが演習中も続いてたこと。役割分担が進んでいれば結果も大きくちがったかな。
でも本当にいい勉強になった!
徹夜続きだったけど、まじでいい思い出。


そして13日、運命の配属発表。
名前の早い順から名前を読み上げられる。
あんなにドキドキしたのはいつが最後だろう。

幸い東京の営業かマーケティングということで、まだまだこっちで暮らすことになりそう。
引越しは考えているけど。でも残念なことに班員の一人が関西に。やっぱり落ち込んでて、でも平気なように振舞ってて、他のみんなもそれがわかるからどうしていいのかわからない。
そんな中、夜は一ヶ月間お世話になったリーダー達に感謝の気持ちをこめて、宴会と贈り物をプレゼント。段取りはあんまりよくなかったけど、喜んでもらえて嬉しかった。この関係は、きっと僕らが40、50になっても続いていくものだと思うと、素直にうれしい。

そして朝まで過ごした後、なぜかある映画のチケットを配るために有楽町へ。正直徹夜あけで眠かったから帰りたかったけど、先輩の言葉にまけて映画を鑑賞。というか映画の残り20分を鑑賞。あとは睡眠。
なんにんかチケットを渡した友達とご飯。その後家に帰って着替えてから、西麻布で同期で中部、関西にいくみんなの送別会。
最中はもう飲め飲めみたいな勢いで何がなんだかわかんなかったんで、最後に班員で関西にいく奴を囲むことに。

入社する前から、この一ヶ月の研修は一生ものの宝物になる、って事をいろんな人何度も聞いてきた。その時は、たかが一ヶ月一緒に研修するくらいで、と半信半疑だったけど、今ではその言葉の意味がよくわかる。別れるときになって初めて、そいつと過ごしたときの大きさがわかるんだな。別れが悲しくて泣くなんて何年ぶりだろう。

少なくとも僕らは3年くらいは離れた場所で働くことになる。でもその間だって会えないわけじゃないし、今の関係はずっと変わらないと思う。
3年。長いのか短いのか、正直今の自分にはよくわからないけど、また東京で会うときに、自分がそれまでやってきたことをそいつに自信を持って見せられるように、また明日から頑張ろう。

なんとなく髪をきりたくなったのも、そんな気分のせいかもしれない。