バリーリンドン/監督:スタンリー・キューブリック
        主演:ライアン・オニー

「これはジョージ3世の治世。その時に生き争った人々の物語。美しい者も醜い者も今は同じすべてあの世。」
牧歌的な農村の風景。湖と森、その間を駆け抜ける馬との見事なコントラスト。
建築物から衣装まで、見る者にそれが正に歴史の一場面を切り取ったのでは
ないかと思わせるようなディテールの精度。
キューブリックを全部見るまでは死ねないね。
これから僕が思い描く19世紀的貴族はバリーリンドンがスタンダードになるんだろうな。
でもストーリーの流れとしてはそこまで起伏の激しいものではなかったかも。
個人的に、インターミッションの前後でバリーに対する感情がワンシーン見ただけで自分の中でコロっと変わっちゃってなんか笑えた。
これはキューブリックの凄さなのか、それとも僕が単細胞生物なのか。
前者であることを願いたい。。
てかブライアン役の子すげーかわいい。男の子だけど。