映画

映画のとこ。
これもまた見る時期と見ない時期の差が激しい。

年に似合わずミーハーな親父がいつのまにか買ってきてた。
いろいろツッコミたいところがありすぎるけど、このシリーズのリアリティの無さにいい加減ついていけない。
例えば

  1. 女性であろうと警視庁のいち監理官にあんなにプレスがあつまるわけなし
  2. テッポーで撃たれたらもっと早く倒れろ
  3. SATと所轄捜査員1名が一緒に捜査

この調子で行くと50ヶ所くらい指摘できそう。
テーマとしてヒエラルキーが徹底されている組織の問題点やそこに所属する人々のそれぞれの想いを、それに対抗するような制度を持った組織と照らし合わせることで描きたかったのだろうけど、消化不良であることこの上なし。
最後の犯人グループと青嶋(青島?)のやりとりもかなーり幼稚だった。
でもああいう幼稚なやり取りって、逆に組織云々なんてどうでもよろしい、要するに個人の力がでかいんだぜっていう、フジテレビの売れっ子プロデューサー(亀山なにがし)の隠れた主張にみえなくもないか。
うーん、意外と深いのかもしれん。蛇足だけど岡村の出演は業界のどういう力学が働いたのか知りたいな。*1

*1:岡村である必要が無い。むしろ田代がはまり役だろう、タシーロ